旅の絵本?(安野光雅著)


南ヨーロッパの農村から、にぎやかな街、そして、港町へと視点をうつしながら、街の風景が広がります。旅の絵本シリーズの第2作です。この絵本には文章が一切ないのですが、この絵を見ながら、お父さん、お母さんが、子どもたちに、街のでき方とか、人々の暮らし方、街の風景などについて、語り聞かせながら、ページをめくると、それは親子の楽しい思い出になります。私も子どもたちに絵本を読んだことがありますが、この絵本を読ませれば良かったなあと思います。

福音館書店、1978年)