文学アルバム 小泉八雲(小泉時、小泉凡共編)

共編者となっているのは、小泉時さんは、小泉八雲の長男の一雄氏の長男なので小泉八雲の直系の孫、凡さんは時さんの長男ですから小泉八雲の直系の曾孫ですね。

小泉八雲ギリシャで生まれ、アイルランドで育ち、米国に渡り、記者として活躍したことや、その後日本に渡って、松江、熊本、焼津、東京へと常に移動し続けた人生ですね。。

巻頭には、松江市出身の詩人・入沢康夫氏の「潜戸から潜戸へ」も掲載されているのがまたいいです!

八雲が松江に滞在したときのエピソードも満載ですね。加賀の潜戸にいったり、出雲大社を訪れて、海水浴したことなど、写真で紹介されています。

小泉凡さんの文章も、淡々としているのですが、味があっていいですね。

(恒文社、2000年)