マンガで親しむ出雲神話1〜4(酒井董美構成、小室孝太郎作画)


昭和60年にシリーズが刊行されましたが、新聞社の何らかの事情で、3巻目以降があまり流通せずに、まぼろしの三巻と言われていましたが、満を持してあらたに四巻シリーズで発売された、出雲神話の入門編です。

ご存知の通り、出雲神話の特にスサノオの登場するあたりは、かなりきわどい性描写があり、昭和60年ごろの感覚で書かれているので、これは大丈夫?的なシーンも登場しますが、何より、出雲神話の概略をつかむには漫画がかなり役立ちます。

巻末のゆかりの地のマップも便利ですね!
(1985年初版、2011年第2版、山陰中央新報社)