大梶七兵衛と高瀬川(石塚尊俊著)


江戸時代初期の1687年に、出雲市斐伊川から市街地に約11キロにわたる農業用水「高瀬川」が完成しました。その立役者が大梶七兵衛です。出雲市民なら、だれもが小学校のときに、郷土の偉人としておそわります。今市町の高瀬川近くと大社町の荒木に銅像があります。銅像が建つだけでもすごいですが、二つも立つというのがどれだけすごいか想像できます。出雲市民文庫の第一号に選ばれていることからも、地元での愛されぶりが分かりますね。

出雲市教育委員会、1987年)