山陰の武将(藤岡大拙、藤澤秀晴著)


山陰中央新報に連載された記事を載せた本です。紹介されているのは山陰にゆかりのある7人の武将です。どなたも個性的で、それぞれ、魅力的な人物です。

南北朝時代に、後醍醐天皇隠岐を脱出したあとで挙兵に応じた武将たち、「名和長年」、「塩冶高貞」、「三隅兼連」。

戦国時代の山陰の雄「尼子経久」、尼子家の再興に取り組んだ「山中鹿之助」。

さらに、徳川家康に使えて津和野の藩主になった「坂崎出羽守」、松江藩の初代藩主になった「堀尾吉晴」。

こうしてみると山陰で武将たちが輝いた時代がうかびあがってきますね。

(1974年、山陰中央新報社)