イタリアの図書館(宍道勉著)


著者は松江市在住の図書館人で、雑賀町にある私設図書館・曽田文庫応援団の理事長さんです。イタリアに何度も足を運び、イタリアにある公共図書館の様子を伝えています。

日本の図書館は、なんでかしらないけど、敷居が高くて「行政の施設」という感じが抜けませんね。なんともいえない、居心地のよさ、とうものがないです。それに比べて、いったことはないけど、イタリアの図書館というのは、市民がはぐくんだ歴史の上に成り立っているところがあるようで、地に足が付いたというか、市民がみんなで支えているというか、素敵な場所ですね。
今井書店鳥取出版企画室、2008年)