のんのんばあとオレ(水木しげる著)


水木しげるさんは、鳥取県境港市の出身で、ご存じ、ゲゲゲの鬼太郎など数々の妖怪マンガを手がけられた大漫画家です。先年、なくなられ、山陰は非常にショックをうけたものです。

のんのんばあは、境港に住んでいた武良茂(むらしげる水木しげるの本名)少年が、妖怪話を聞いたのが、一畑薬師の拝み手ということで、平田にある一畑薬師の信仰を広めたおばあさんです。その人に妖怪の話をいっぱい聞いて育てたということです。なので、島根県にも関係が合って、一畑薬師の石段の入り口には、のんのんんばあの石碑が建っていますよ〜。

ちくま文庫、1990年)