山中鹿之助紀行(藤岡大拙著)


島根の戦国武将と言えば尼子氏。広瀬の月山富田城に本拠を構えました。山中鹿之助は尼子氏に仕え、一度は滅ぼされる尼子を再興するために生涯をかけて獅子奮迅の戦いを繰り広げます。

この本は、山中鹿之助が各地を転戦した足跡をたどりがら、史跡を紹介するガイドブックのような体裁で有りますが、それ以上に山中鹿之助の生き様を感じることができます。読むだけでなく、訪ねて行くことで、鹿之助を身近に感じられます。

山陰中央新報社、1980年)