一畑電車がゆく(根宜康広著)

一畑電車が「軽便鉄道」として始まってから100年が過ぎました。考えてみれば、すごい歴史ですよね。100年続く事業というのは、そうそうありません。

著者の根宜さんは、大田市在住で、昭和60年ごろから写真を撮り始めたのことです。デハ1形、デハニ50形など日本最古級ともいわれる古い電車が登場します。デハニは既に現役を引退しましたが、こんな電車が普通に走っていた一畑電車はすごいです。

一畑電車で一つだけ惜しいのは、北松江駅の駅舎をあんなきれいなものにしちゃったのが、つくづく残念です〜!

(今井出版、1999年)