考古学

新・古代出雲史(関和彦著、写真・久田博幸)

古代出雲について、出雲国風土記からアプローチして、新しい古代出雲像をあぶりだそうという試みの書です。また、写真がyくて、出雲大社など和夫億の神社や斐伊川などの風景をきりとっています。(2001年、藤原書店)

「出雲」からたどる古代日本(瀧音能之著)

出雲神話は、古事記や日本書紀にものすごく多く登場します。それは、今の天皇を中心とする大和国が成立する前の出来事を神話化したのだろうと言われています。だから、出雲の国は、すごく重要な役割を果たしていたのだろうけれど、文字通り雲をつかむような…

日本の古代遺跡20島根(森浩一企画、前島己基著)

今、ジャパングラフとか、こんなのとか(http://www.d-department.com/jp/shop/d47)、地方を都道府県別に網羅したような企画が一杯ありますが、一昔前ですと、この本のように、都道府県別に、いろいろ歴史を紹介したりというのは、繰り返し、繰り返し出版さ…

図録「古代出雲文化展」(島根県教育委員会、朝日新聞社編)

古代出雲の存在は、それまで知る人ぞ知る存在で、考古学に興味のある人の中での話でした。それが、荒神谷遺跡の銅剣の出土、加茂岩倉遺跡の銅鐸の出土、そして、出雲大社境内遺跡の巨大な柱が出土したとき、「いずもって、なんだかすごいな」という雰囲気が…